マキュ
やあこんにちは、マキュだよ。
水星や金星について調べていると、
「内合」
「外合」
という言葉が出てくることがあります。
どちらも「合」という言葉が入っていますが、
何が違うの?
となりやすいですよね。
結論からいうと、
内合=惑星が地球と太陽の間に入る
外合=惑星が太陽の向こう側に回る
という違いがあります。
今回は、水星と金星で使われる内合と外合の違いを、できるだけわかりやすく見ていきましょう。
内合と外合は、水星と金星で使われる言葉
まず大事なのは、
内合と外合は、主に水星と金星で使われる
ということです。

水星と金星は、地球よりも太陽に近い軌道を回っています。
このような惑星を、
内惑星
と呼びます。
内惑星は地球から見ると、太陽の近くを行ったり来たりしているように見えます。
そして、太陽とほぼ同じ方向に見える「合」が、
内合
と
外合
の2種類に分かれます。
内合(ないごう)とは??
位置関係は、
地球 ― 惑星 ― 太陽
です。

つまり、
水星や金星が、地球と太陽の間に入る状態
です。
マキュ
地球から見て、惑星が太陽の手前に来るんだね。
その通りです。
地球から見ると、惑星と太陽はほぼ同じ方向に見えます。
そのため、太陽のまぶしさに埋もれてしまい、
観察するのはかなり難しい
状態になります。
外合(がいごう)とは??
位置関係は、
地球 ― 太陽 ― 惑星
です。

今度は、
水星や金星が太陽の向こう側に回った状態
です。
マキュ
内合とは、惑星が太陽の手前か向こう側かが違うんだね。
そうです。
そして、内合と同じく、外合でも観察のしにくさは同じ。
惑星が太陽のすぐ近くに見えるので、太陽の明るさに埋もれてしまうからですね。
内合と外合の違い
整理すると、こんな感じです。
| 内合 | 外合 | |
|---|---|---|
| 並び方 | 地球 ― 惑星 ― 太陽 | 地球 ― 太陽 ― 惑星 |
| 惑星の位置 | 太陽の手前 | 太陽の向こう側 |
| 地球からの見え方 | 太陽とほぼ同じ方向 | 太陽とほぼ同じ方向 |
| 観察 | 難しい | 難しい |
つまり、
違いは「惑星が太陽の手前にいるか、向こう側にいるか」
です。
なぜ「内」と「外」というの?
ここで、
なんで内合と外合って名前なの?
と思うかもしれません。
内合では、惑星が地球と太陽の間に入ります。
つまり、
地球に近い側
に惑星があります。
一方、外合では、
惑星は太陽の向こう側。
つまり、
地球から遠い側
にあります。

この位置関係の違いから、
内合・外合と呼ばれます。
内合のころは地球に近くなる
内合のころ、水星や金星は地球側に回ってきます。
そのため、
地球との距離は比較的近くなります。
特に金星は、内合の前後で地球にかなり近づくことがあります。
ただし、
近いから見やすい
というわけではありません。
内合では太陽とほぼ同じ方向に見えるので、
太陽の光に邪魔されて観察しにくい
のです。
マキュ
近いのに見えにくいって、ちょっと不思議だね。
そうなんです。
天体は「近いか遠いか」だけでなく、
太陽からどれくらい離れて見えるか
も重要です。
外合のころは地球から遠くなる
外合のとき、惑星は太陽の向こう側にいます。
そのため、
地球との距離はかなり遠くなります。
しかも太陽とほぼ同じ方向に見えるので、
やはり観察には向きません。
つまり、
内合=近いけど見にくい
外合=遠くて見にくい
という違いがあります。
内合の前後で「明けの明星」「宵の明星」が入れ替わる
金星では、内合の前後で見え方が大きく変わります。
内合の前は、
夕方の西の空
に見えることがあります。
これは、
宵の明星
です。
そして内合を通過すると、
今度は
明け方の東の空
に見えるようになります。
これが、
明けの明星
です。
マキュ
内合を境に、夕方の金星が朝の金星に変わるんだね。
そうです。
水星も同じように、太陽の東側に見える時期と西側に見える時期が入れ替わります。
外合の前後でも見える時間帯が変わる
外合でも、惑星は太陽の向こう側を通過します。
その前後で、
明け方に見える側
から
夕方に見える側
へ移っていきます。
つまり、内合や外合は、
水星や金星が朝に見えるか、夕方に見えるかが切り替わる節目
でもあります。
内合のとき、金星はどんな形に見える?
金星は月のように、
満ち欠け
をします。
内合のころは、金星が地球と太陽の間に入ります。
そのため地球から見ると、
金星の夜側を見ている状態
になります。
完全に一直線なら、ほぼ暗い面がこちらを向きます。
内合の前後では、
細い三日月のような形
に見えることがあります。
一方、外合のころは太陽の向こう側にあるため、
地球からは金星の明るい側を多く見ることになります。
そのため、
ほぼ丸い形
に近づきます。
水星と金星には「衝」がない
水星と金星には、
がありません。
3分でわかる!惑星の「衝」と「合」の違い | CosmicVerse やあこんにちは、マキュだよ。 惑星について調べていると、 「衝(しょう)」 と 「合(ごう…衝とは、
地球から見て、惑星が太陽と反対方向に来る状態
です。

しかし水星と金星は地球より内側を回っているため、
地球から見て太陽の正反対まで移動することができません。
そのため、
水星と金星では、
衝の代わりに内合・外合・最大離角
といった言葉が重要になります。
まとめ
最後に、内合と外合をまとめておきましょう。
- 内合と外合は主に水星と金星で使われる
- 内合は地球 ― 惑星 ― 太陽
- 外合は地球 ― 太陽 ― 惑星
- 内合では惑星が太陽の手前にいる
- 外合では惑星が太陽の向こう側にいる
- どちらも地球から見ると太陽とほぼ同じ方向に見える
- そのため内合外合のころは観察しにくい
- 内合のころは地球との距離が比較的近い
- 外合のころは地球から遠い
- 水星と金星には衝がない
- 観察の目安としては最大離角が重要
マキュ
内合は太陽の手前、外合は太陽の向こう側。これなら覚えやすいね。
それでは!