マキュ
やあこんにちは、マキュだよ。
惑星について調べていると、
「公転周期」
と
「会合周期」
という言葉が出てくることがありますよね。
どちらも「周期」なので、
何が違うの?
となりやすいです。
そこで今回は、
公転周期と会合周期の違い
を、できるだけわかりやすく見ていきましょう。
公転周期と会合周期の違い
まずは簡単に整理してみます。
| 公転周期 | 会合周期 | |
|---|---|---|
| 何の周期? | 惑星が太陽を1周する周期 | 地球との位置関係が元に戻る周期 |
| 基準 | 太陽 | 地球から見た位置関係 |
| 例 | 木星は約12年 | 木星は約399日 |
マキュ
同じ木星でも、12年と399日って全然違うんだね。
そうなんです。
ここが、公転周期と会合周期を理解する一番大事なポイントです。
公転周期(こうてんしゅうき)とは??
公転周期とは、
惑星が太陽のまわりを1周するのにかかる時間
です。

たとえば地球なら、
約365日
で太陽のまわりを1周します。
これが、
地球の公転周期=約1年
です。
ほかの惑星では、
- 水星は約88日
- 金星は約225日
- 火星は約687日
- 木星は約11.9年
- 土星は約29.5年
で太陽のまわりを1周します。
会合周期(かいごうしゅうき)とは??
一方の会合周期は、
地球と惑星の位置関係が、再び同じような状態に戻るまでの時間
です。

たとえば木星なら、
ある衝から次の衝まで
がおよそ会合周期になります。
金星なら、
ある内合から次の内合まで
などが会合周期に対応します。
つまり、
地球から見た惑星イベントが一周するまでの時間
と考えると分かりやすいでしょう。
なぜ公転周期と会合周期は違うの?
理由は、
地球も動いているから
です。
惑星が太陽のまわりを1周している間、
地球もずっと太陽のまわりを動いています。
そのため、
惑星が1周したからといって、
地球との位置関係まで元に戻るとは限りません。
マキュ
ゴール地点そのものが動いてるみたいな感じだね。
かなり近いです。
惑星だけが動いているなら、
1周すれば元の位置関係に戻ります。
でも実際には、
地球も惑星も両方動いている
ので、
地球から見た周期は別になります。
例:木星で考えるとわかりやすい
木星の公転周期は、
約11.9年
です。
つまり木星は、
太陽のまわりを1周するのに約12年かかります。
では、
木星の「衝」は12年に1回しか来ないのでしょうか。
違います。
木星の会合周期は、
約399日
です。
つまり、
約13か月ごと
に再び衝がやってきます。
地球は木星より内側の軌道を回っています。
そして地球のほうが、
木星より速く太陽のまわりを回ります。
そのため、
地球は木星に追いつき、
定期的に追い越していきます。
この追い越しのころ、
太陽 ― 地球 ― 木星
という並びになります。
これが、
衝
です。
そして、
ある追い越しから次の追い越しまでの時間が、
およそ、
399日
というわけです。
惑星ごとに比べてみよう
代表的な惑星を並べると、
| 惑星 | 公転周期 | 会合周期 |
|---|---|---|
| 水星 | 約88日 | 約116日 |
| 金星 | 約225日 | 約584日 |
| 火星 | 約687日 | 約780日 |
| 木星 | 約11.9年 | 約399日 |
| 土星 | 約29.5年 | 約378日 |
こうして見ると、
公転周期が長い惑星ほど会合周期も長い
という単純な関係ではないことが分かります。
会合周期を知ると何がわかる?
会合周期は、
惑星観察を考えるときにかなり役立ちます。
外惑星なら、
次の衝がいつごろ来るか
が分かります。
内惑星なら、
内合・外合・最大離角などがどんな周期で繰り返されるか
を理解できます。
つまり、
惑星の見頃のリズム
を見るための周期ともいえます。
公転周期と会合周期はどちらも必要
どちらか片方だけ分かればいい、
というものでもありません。
太陽系そのものを理解するなら、
公転周期
が重要です。
一方、
地球から惑星を観察するなら、
会合周期
が重要になります。
たとえば、
「火星は何年で太陽を1周する?」
なら、
公転周期。
「火星の次の衝は、どれくらい先?」
なら、
会合周期
を見るわけです。
マキュ
「惑星が一周する周期」と「地球からの見え方が一周する周期」。似てるようで全然違うんだね。
その通りです。
公転周期=惑星自身の1周
会合周期=地球から見た1周
と覚えておくと、
この2つの違いはかなり整理しやすくなります。
それでは!