スーパームーンとは?普通の満月との違い・大きく見える理由をわかりやすく解説

マキュ

マキュ

やあこんにちは、マキュだよ。

ニュースなどで、

「今夜はスーパームーンです」

という言葉、よく聞きますよね。

スーパームーンというくらいなので、

ものすごく巨大な月が現れるようなイメージがあります。

スーパームーンとは

でも実際には、

突然、月そのものが大きくなるわけではないのです。

 

スーパームーンとは??

スーパームーンとは、

一般的には、

月が地球に近いタイミングで起こる満月

のことです。

月は地球のまわりを回っていますが、

地球との距離は、

いつも同じではありません。

地球に近いときもあれば、

遠いときもあります。

そして、

月が比較的地球に近いタイミングと、

満月

が重なると、

普段より少し大きく、

そして明るく見える満月になります。

これが、

一般に、

スーパームーン

と呼ばれています。

スーパームーンは正式な天文学用語ではない

ここで一つ知っておきたいことがあります。

スーパームーンは、正式な天文学用語ではありません。

比較的新しく広まった呼び方で、

もともとは1970年代に使われ始めた言葉とされています。

その後、

テレビや新聞、

インターネットなどで広く使われるようになりました。

つまり、

スーパームーンという現象が最近できたわけではありません。

月が地球に近いときの満月は、

昔から何度も起きています。

新しいのは、

「スーパームーン」という呼び方

のほうです。

マキュ

マキュ

月そのものは昔から同じことを繰り返していたんだね。

そうです。

なぜ月と地球の距離は変わるの?

月は、

地球のまわりを、

完全な円ではなく、

少しつぶれた楕円形の軌道

で回っています。

そのため、

地球と月の距離は、

少しずつ変化します。

月が地球に最も近づく場所を、

近地点

といいます。

逆に、

地球から最も遠くなる場所を、

遠地点

といいます。

スーパームーンとは

つまり、

月は毎回、

地球に近づいたり、

遠ざかったりしながら、

地球のまわりを回っているわけです。

スーパームーンはなぜ大きく見える?

理由はとてもシンプルです。

地球に近いからです。

同じ大きさの物体でも、

近くにあれば大きく見え、

遠くにあれば小さく見えます。

月も同じです。

月そのものの直径が変わっているわけではありません。

変わっているのは、

地球から月までの距離

です。

月が地球に近づくことで、

空の上で少し大きく見えるようになります。

視直径が大きくなる

ここで関係してくるのが、

視直径

です。

3分でわかる!視直径とは何かわかりやすく解説 | CosmicVerse やあこんにちは、マキュだよ。 今回は、 視直径とは何なのか を、できるだけわかりやすく見て… cosmicverse.space

視直径とは、

天体が空の上でどれくらいの大きさに見えるかを角度で表したもの

です。

 

月が地球に近づけば、

月の視直径は大きくなります。

反対に、

月が遠ざかれば、

視直径は小さくなります。

つまり、

スーパームーンとは、

普段より月の視直径が大きくなっている満月

とも考えることができます。

普通の満月とどれくらい違う?

ここで気になるのが、

実際どれくらい大きいの?

ということです。

スーパームーンは、

遠地点付近の満月と比べると、

見かけの直径が約14%大きく

見えることがあります。

また、

見かけの明るさも、

約30%明るく

なることがあります。

ただし、

これは、

最も近い満月と最も遠い満月を比べた場合

の目安です。

毎回のスーパームーンが、

必ず同じだけ大きく見えるわけではありません。

見ただけで違いが分かる?

実際には、

月を一つだけ見ても、

「今日はいつもより14%大きい!」

と気づくのは、

かなり難しいです。

なぜなら、

私たちは、

昨日の月の大きさを、

正確に記憶しているわけではないからです。

写真などで、

同じ倍率、

同じ条件で並べて比較すると、

違いが分かりやすくなります。

マキュ

マキュ

思ったより劇的に大きくなるわけじゃないんだね。

そうなんです。

「スーパー」という名前から、

ものすごく巨大な月を想像しますが、

実際の違いは比較的穏やかです。

スーパームーンはなぜ明るく見える?

月が地球に近づくと、

見かけの大きさだけでなく、

明るさ

も増します。

近い分だけ、

地球から見る月は大きく見えます。

そのため、

空の中で占める月の面積も大きくなり、

結果として、

遠いときより明るく見えます。

スーパームーン=近地点そのものではない

ここは少し注意が必要です。

スーパームーンは、

月が近地点に到達する瞬間そのもの

を意味するわけではありません。

近地点に近い時期に、

満月になることがポイントです。

つまり、

近地点

と、

満月

のタイミングが近いときに、

スーパームーンと呼ばれます。

なぜ毎月スーパームーンにならないの?

月は毎月、

地球に近づいたり、

遠ざかったりしています。

そして、

満月も毎月あります。

それなら、

毎月スーパームーンになりそうですよね。

でも、

近地点になる周期

と、

満月になる周期

は、

完全には一致していません。

そのため、

近地点と満月のタイミングは、

少しずつずれていきます。

そして、

その二つが近い時期に重なったとき、

スーパームーンになります。

スーパームーンに厳密な基準はある?

実は、

全世界で統一された厳密な定義はありません。

これも、

スーパームーンが正式な天文学用語ではない理由の一つです。

「近地点からどれくらい近ければスーパームーンなのか」

という基準は、

媒体や定義によって少し違うことがあります。

そのため、

ある満月を、

あるところではスーパームーンと呼び、

別のところではそう呼ばない、

ということもあります。

天文学ではどう表現する?

天文学的には、

近地点付近の満月

と考えるのが分かりやすいです。

英語では、

perigee

が近地点、

full moon

が満月です。

つまり、

スーパームーンという言葉を使わなくても、

現象そのものは、

月と地球の距離、

そして満月のタイミングによって説明できます。

スーパームーンと月の錯視は別の話

月が、

地平線の近くにあるとき、

ものすごく大きく見えることがあります。

これを見て、

「今日はスーパームーンだから巨大に見える!」

と思うことがあります。

でも、

これは別の現象である場合があります。

地平線付近の月が大きく感じられる現象は、

月の錯視

と呼ばれます。

建物や山など、

地上の物体と一緒に月を見ることで、

月が非常に大きく感じられる現象です。

地平線の月が実際に巨大になっているわけではない

月の錯視では、

月そのものの視直径が、

突然ものすごく大きくなっているわけではありません。

あくまで、

人間の目や脳による見え方

の影響です。

一方、

スーパームーンでは、

月が実際に地球に近いため、

視直径そのものが少し大きくなっています。

ここは大きな違いです。

スーパームーンとマイクロムーン

スーパームーンの反対として、

マイクロムーン

という言葉が使われることもあります。

これは、

月が遠地点付近にあるときの満月

を指す呼び方です。

遠地点付近では、

月は地球から遠いため、

スーパームーンよりも、

小さく見えます。

つまり、

スーパームーン=近い満月

マイクロムーン=遠い満月

と考えると分かりやすいです。

月そのものの大きさは変わっていない

ここまでで最も大事なのは、

月そのものが膨らんだり縮んだりしているわけではない

ということです。

月の直径は、

およそ、

3,474km

です。

スーパームーンでも、

普通の満月でも、

月そのものの直径はほぼ同じです。

変わっているのは、

地球から月までの距離

です。

まとめ

最後にまとめておきましょう。

    • スーパームーンとは、地球に比較的近いときの満月
    • スーパームーンは正式な天文学用語ではない
    • 比較的新しく広まった呼び方
    • 現象そのものは昔からある
    • 月の軌道は円ではなく、少し楕円形
    • 地球に最も近い場所を近地点という
    • 地球から最も遠い場所を遠地点という
    • 月が近いほど視直径が大きくなる
    • 遠地点付近の満月と比べると、見かけの直径が最大で約14%大きくなることがある
    • 明るさも最大で約30%増すことがある
    • 月そのものの直径が変化しているわけではない
    • 地平線付近の月が巨大に感じる「月の錯視」とは別の現象
    • スーパームーンの反対として「マイクロムーン」という呼び方もある
マキュ

マキュ

スーパームーンは、月が大きくなったんじゃなくて、いつもより地球の近くにいる満月なんだね。

その通りです。

スーパームーンを見るときは、

単に「今日は大きい月だ」と見るだけでなく、

今、月は地球にいつもより近いところを通っているんだ

と考えてみると、

月の動きが少し身近に感じられるようになるかもしれません。

 

それでは!